* * Life is not worth living without you. * -   * * - ndex
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「前から思ってたんだけどさ、前髪邪魔じゃない?」


「そう?別に気にならないけど…」


「でも、弄るクセついてるよね」


「嘘、知らなかった!」


「よく見てるでしょ」






わんこのような笑顔に「うん」と1回だけ頷いた。






― 薔薇 ―









「それで今日は、そんなに俺からプレゼント」








はい、と出された手の上には小さなヘアピン。


ラメ細工の赤い薔薇が印象的で、とても綺麗。








「これを、私に?」


「気に入ってくれた?」


「うん、綺麗」


「良かった」








色白なには赤が似合うと思ったんだよね、って言って


彼は突然立ちあがり、手を伸ばした。








「じっとしてて、付けてあげるから」








額を指がスッと撫でて、ちょっとくすぐったい。


グッと力が加わったかと思うと上から満足そうな声が聞こえた。








「…慣れてるっポイのが悔しいなぁ」


「ちょっと器用なだけだってば」


「そうだったね、ごめん」








利き手でそっとピンに触れは照れくさそうに笑った。









「ありがと」










fin







お、ありがち(爆)ちょっとやってみたかったんです。




モドル