* *  I love you more than life itself. * -   * * - ndex
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「ドイツーおはよー」

「…とりあえず、あいつが来る前に下を履け」

「ヴェー……あっ」




キィ、と微かに扉が軋んだかと思えば低血圧なのか

ゆっくりした足取りでオーストリアがリビングへと入ってきた。




「おはようございます、皆さん」

「ああ、おはよう」

「おはよー!オーストリアさん」

「おは、」





イタリアの姿を初めてしっかりみたオーストリアは

起きたばかりで不機嫌そうな顔を更に歪ませた。






「全く貴方という方は…前にも言ったでしょう?お下品ですから下をお履きなさい」

「うん〜」

「さぁさぁ、早くしないとレディが起きてきてしまいますよ。」

「ヴェー…眠い…」

「そんな格好ではあの方に嫌われてしまいますよ?まぁ貴方が嫌われる分には私は一向に構いませんが」

「や、やだー!ドイツ!俺着替えてくる!」

「ああ是非そうしてくれ」





慌てて部屋を出ていくイタリアを見送って、

オーストリアは朝の紅茶の準備を始める。

ドイツはその近くで新聞へと目を通す。




イタリアが部屋を出て数分後、再びリビングの扉が開かれた。

表れたのは一人の少女。




「おはようございます。ドイツさんにオーストリアさん」

「おはよう」

「おはようございます。紅茶の準備が出来ていますよ」

「わぁ、いつもありがとうございます」

「とんでもない。他でもない貴女の為ですから」




丁度4人分の紅茶を並べた頃、再びリビングの扉が開いた。




「おはよう、イタリアさん」

「おはよー!」

「あ…イタリアさん、ボタン掛け違えてますよ?」

「ヴェ!?」

「もう、寝坊助さんなんだから…」

「ごめーん」




えへへ、と笑うイタリア。

新聞を読んでいたはずのドイツが小さなため息を吐く。

それを紅茶を飲みながら見守るオーストリア。

こうして各々の一日が始まる。




end


オーストリアがドイツの家に居候をしている頃の話。
イタリアは何故かいるんだよ。
ほんとは枢軸+オーストリアにしたかった。
ヒロイン=菊くらいの(何

あれ。そしたら独+伊+墺→日になるな。それはそれであり!\(^o^)/菊が受けなら満足です


モドル