* * I’m gonna hold you ’til your hurt is gone. * -   * * - ndex
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きっとこんな元親を見れるのはあたしだけ。


その優越感があたしの気持ちを昂ぶらせる。


愛してる人が自分の行為に感じてくれるって事に


あたしは最高に幸せを感じるの。




― 恋情 ―




「気持ち良い…?」


「っ…あぁ、スゲー良い」





決して美味しいとはいえない味も、むせ返るような雄の臭いも


全て貴方のものだから、堪らなくあたしを煽るの。


右手で扱きながら舌先で先端をチロチロ舐めると


元親の口からかみ殺した嬌声が上がった。


あたしはこの声がすき。


あたしの行為に感じてくれるんだと思うと嬉しくて、益々気持ちが昂ぶる。


喉を使って締め付けると少し乱暴に頭を引っ張られた。






「んっ…どうしたの?」






唾液なのか先走りなのか解らない糸が


元親のモノとあたしの唇を繋げ、妖しく光る。






、もういいから…」


「なぁに?もう限界?」






元親の張り詰めたものをゆるゆる愛撫しながら問いかける。






「お前ほんっと、こういう時性格悪いよな。スゲー淫乱っていうか」






そんなの元親だって同じだよ。


頭の中で返事を返して再び彼のものを口に含んだ。


前よりも濃厚な味に吐き出しそうになるのをグッと堪える。






「出しちゃいなよ」


「いや…いい」


「なんならまた元気にしてあげるけど」


「そういう問題じゃ…ぅ…くッ…!」






優しく舐めあげて、裂け目に歯を立て、吸い付いた。


味わう暇もない勢いで流れてくるものを


は喉を鳴らして懸命に飲み込んだ。


ちゅ、とわざと音を立てて彼のモノに口付け、顔を上げると、


白い筋がの口の端を伝い、落ちた。






「やっぱり、美味しくない」


「るせぇよ…」


「嘘、ごちそうさま」






は口の端から流れ出てきたものを手で拭った。






「次は俺の番だな」






元親の目がの唇から、首、胸、臍、


そして愛液とも汗とも取れる液体が伝う太股に移った。






「このままヤッてもいいんじゃねぇか?」


「やだよ…。ちゃんとシテ欲しいの…」






普段なら絶対に出さないような猫撫で声。


いいね、と元親がにやりと笑った。






「後悔すんなよ」






その言葉とは裏腹に、優しく唇を重ねて舌を絡ませると


その舌を段々下方へと落としていった。


しかし元親は腰を撫でながら胸の飾りを弄ぶばかりで、


中々肝心な所には触れようとしなくて


は悶々としたまま足を曲げたり伸ばしたり


腰を揺すって見たりして彼に訴えかけた。


望んだ結果は返ってこなかったけれど…。






「元親ぁ…」


「どうした?余裕なさそうだな」


「焦らさないで、触ってよ……」






さっきからかった事を根に持ってるんだな


とぼんやりした頭で思う。


頬に柔らかい感触を感じて涙が流れていた事を知った。


薄く目を開けるとするすると元親が後退していくのが目に入った。


そしてすぐにはひゅっと息を呑む。






「はぁん…っ!あっ…や…!!」


「イカせてやるよ」






巧みに秘所を舐め回す舌に翻弄されて自然と腰が浮いた。


ギリギリまで開いた足が軋んだ音がする。


中に舌が侵入して来るとの身体が跳ね上がり


一段と大きな声を漏らした。それに気を良くしたのか


元親は、瓶の中のジャムを舐めるように執拗に舌を巡らせた。






「ぁ…もと、ちか!もう、無理ッ」






は身体を震わせ絶頂を迎えた。


頭を撫でながらが落ち着くのを待って


唇を重ねて舌を絡めとる。


これが本番の合図。






「あぁ…んぅう!!」






何度経験しても、慣れる事のないこの行為独特の感覚に


体中の血が沸きあがる。


本能に任せて腰を振って、その身体にしがみついた。


途中途中で途切れる意識の中で見える余裕のない元親の顔が好き。


名前を呼ぶと答えてくる声に安心して、かすれた声で言う。






「一緒に、いこ?」



















「ずっと気になってたんだけどよぉ」


「うん、何?」


「なんでいつも最後に笑うんだ?」






えっ?という顔をしたに元親が


説明しづらそうにボチボチと話し始める。






「あの、なんだ?最後、イク時…お前いつも笑うんだよ。


俺の顔見て、なんっーかこう…なんていったら良いかわかんねぇけど、


とにかく笑うんだよ」






ただ気になっただけだけど、と元親。


上手く説明出来てないと思ったのか、ふいと顔をそらした。






「うーん…どうしてかは解らないけど……でも良い意味でだと思う。


幸せだ〜とか、切ないな〜、とか多分そんな感じ」


「…なら良いんだけどよ」


「なぁに〜?不安だったの?」


「ちげぇよ!ちょっと気になっただけだ」






ムキになる所を見ると、当たらずとも遠からずな感じらしい。


は、すす、と元親の肩に手を這わせて顔を覗き込んだ。






「モ・ト・チ・カ!大好きだよ〜」


「…」


「めっちゃ愛してる。死ぬほど好き」


「だぁもう!!くそ!可愛いなお前は!!襲っちまうぞ!?」


「きゃあ〜!」






また元親に組み敷かれてはケラケラ笑って


両手を広げ、元親に向かって手を伸ばした。


それに答えて少し身体を前に倒すと、


ギュッと強く引き寄せられて元親がバランスを崩した。






「っオイ!?」


「あはは!元親大好きだよ〜」


「全く……敵わねぇな」


「え、なに?」


はほんっと可愛いなって言ったんだよ」


「な、なに言ってんの!?」






の腕から開放されて、今度は立場逆転、


元親がを捕まえた。






「さ、もう一回くらいイッとくか」


「えー」


「とか言って、実は嫌じゃねぇんだろ?」


「うん」






顎を支えて軽く口付けを交わして


吐息の交わる距離でにやりと笑った。


今宵の宴は長そうだ。










終わればいいよ。








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ヤッてるだけにしたかったけど御自重(今更)

どことなーくヒロイン攻めな感じで。

そういえば、「ご奉仕するにゃん♪」っていうの初めて書いたカモ!

はっずかし〜!!ココのサイトでは9割ヤッてんのは初めてですね。

この調子でナリ様とゆっきーも行ってみたい……と野望だけ語ってみる(ぉ

モドル