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I love you more than life itself.
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I
ndex
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む
し
ろ
、
大
歓
迎
「バッシュ…私貴方とラブラブしてみたいの!」
「ら…?」
聞き慣れない単語のせいで言葉につまるバッシュ。
ラブラブ?なんだそれは。新しい遊びか何かか?それとも我輩の知らない鍛練か?
いや、そういった雰囲気ではないが・・・しかし・・・。
全くの考えることは理解しかねる事ばかりだ。
しかしそんな顔をされたらいくら我輩と言えども断れるはずが無いではないか。
「了解した」
「ぇ?ほんと?逃げない?拒否しないでくれるの?」
「なんだ、したくないのか?」
「ううん!嬉しい!」
そんなやりとりをしたのがほんの数分前。
「やるなら早くしろ」
「…そうくるか…」
今私の目の前には両手を握り、俗に言うファインティングポーズをとるバッシュ。
これはちょっと、天然なのか嫌がらせなのか判断しかねる。
「そちらから来ぬならこちらから行くまでだ。あぁ手加減はしてやるから安心するがいい」
ああ、天然か。
どうしよう。可愛いんだけどお姉さん赤い涙が出そうだよ
「って!!ちょ、違うってば!!!バッシュ!!ストーップ!」
「…?」
ピタッ
後一歩踏み出したら確実に右手が私の鳩尾にクリティカルヒットしてる事間違いなし!
な、距離でバッシュの拳がギリギリ止まった。
「こういうのラブラブって言わないからっ」
「何?」
そんな事聞いてない、って顔して見られても。
「えっと…ラブラブっていうのは…あー…」
「お前の国の造語であるか?」
「ん、多分。ラブラブするって言うのは、まあ、恋人らしく
イチャイチャにゃんにゃんする事っていうか…………はい。ごめんなさい」
「…」
うわぁ。そんな怖い顔で私を見ないでくださいっ
わわ、ため息?ごめんなさいっ
「」
「はい」
「まぁ、その、なんだ。今日は一緒に寝るぞ」
「…はい!!」
背中を向けられてしまって表情が見えないのが残念。
赤くなってるのか、いつもみたいに偉そうな顔をしているのか。
どっちにしろ顔のにやけは収まる事を知らない。
一緒に寝るぞ、だって!
「バッシュ、愛してる」
「知っている」
夜になったら、絶対愛してるって言わせてやるんだから
end
天然デレッ兄さん。もはや誰?みたいな。スイス大好き。
モドル