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Life is not worth living without you.
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I
ndex
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ホームルーム運営委員の俺は先生から席替えの全指示を任されて
今、教卓に立っている。
黒板に40個の箱を書いて席替えの手順を口頭説明。
今回の席替え方式はくじ引きじゃない。
始めに男が教室を出て行って、その間に女が自分の席を決めて……云々って奴。
わざわざくじ引きじゃなくて、こんな面倒くさい方式にしたのには訳が有る。
こっちの方がの隣になれる確立が高くなるから。
っていうか、なるし。
― かけっこ ―
「あいつもこいつもあの席を〜ただひーとつ狙っているんだよ〜♪っと」
女達が自分の席を決めている時、廊下にいた俺とマイフレンドはご機嫌で
カラオケ大会をしていた。席替えって言ったらやっぱこの曲だろ!
「そーいえばお前、好きな人とか居るんだよな?」
「あぁ」
「マジ?隣になれると良いな!ソイツが何処行くか予想ついてんのか?」
「バッチリだ」
さすが藤真!なんて驚かれると俺もすこーし鼻が高い。
まぁ実際、予想なんて全然ついてないけど。
てゆーか必要無いし。
女の友達にが何処行くのか教えてもらうから。
え?セコイ?使えるものは使わないとな!
「よろしく」
「あ、こちらこそ…」
心の中でガッツポーズを決めて俺はにっこり微笑んだ。
異常に驚いているが不思議で仕方なかったけど、
今はあえて気にしないでおくことにした。
うちのクラスはテストごとに席替えをするから、
次の席替えまでの期間は夏休みを挟んで残り2ヶ月半。
ここからが俺の本当の正念場。
→
モドル