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I’m gonna hold you ’til your hurt is gone.
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I
ndex
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「チッカせんぱーい!!」
「おお!来やがったか!」
ドン!と思いっきり助走をつけてチカ先輩に体当たりするけど
びくともせず、豪快に笑いながら背中を叩かれた。
チカ先輩は力加減っていう物を知らないから
かんんなり痛い!!
私が女だって事解ってるのかしら?
― タラシに同情は要りません ―
「なんだァ?オメー等随分と仲良さそうじゃねぇか」
「政宗先輩!おはようございます!」
「おう、。相変わらずCuteだな」
「ッと!お触り禁止ですよ!エロムネ先輩」
「チッ」
腰に回された手を叩き落として、安全なチカ先輩の所へと逃げると
政宗先輩は「つれねぇな」と言わんばかりに肩を竦めて見せた。
「今日は彼女と一緒じゃないんですね」
「What?彼女だぁ?」
「こいつさっきフラれたんだよ」
「あ……す、すいません…」
「Oh―、優しいねぇは」
チカ先輩の1歩後ろで謝ると
政宗先輩が私の頭を撫でた。
「やっぱり誰かさんとは違うぜ」
「自業自得なんだよオメーは」
「そんな事しか言えないなんて、coolじゃないねぇ。
ま、お前なんかに慰められても気持ち悪ィだけだけどな」
「だったら良いじゃねぇか!!!」
「Ha!何本気になっ……わォ」
楽しそうな声と同時に、頭の上から重みが消える。
ニヤついた顔の政宗先輩の視線を辿ると
そこには熱い視線で先輩を見ている
それはもう可愛い可愛い女の子。
先輩が手を振ると、赤くなって視線を逸らすその子。
それで気をよくしたのか、エロ宗先輩は
まっしぐらにその子の所に歩み寄って行った。
「Ha!同情した私がバカだったぜ!!」
「喋り方移ってるぞ」
「ッたく…所詮はエロ宗先輩か…」
あーあーあの子可愛そうに。
エロ宗先輩に気に入られたばっかりに
早々と純潔を汚されるんだわ…。
「あ、チカ先輩はこれからどうするんですか?」
「今日は帰るぜ」
「そうですか…」
チカ先輩は生徒会の役員じゃないから
私みたいに毎日ココに来るわけじゃない。
ただ遊びに来てるってだけ。
殆ど毎日来てるけどね。
それはもう、政宗先輩より出席率良いんじゃないかって思うくらい。
「喧嘩しないで帰るんですよ!」
「あー…、まぁ気をつけるわ」
「はい!お気をつけて!お疲れ様でしたー」
チカ先輩に軽く頭を下げて、私は生徒会室の扉に手をかけた。
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何気に続きます。
中途半端なテンションでダラダラと(何)
モドル